CLINICBLOG

クリニックブログ

令和4年11月10日歯の慰霊祭

みなさんこんにちは。
本日歯の慰霊祭を執り行いました。
今年は抜歯牙651本、入れ歯35床を奉納しました。
「歯の慰霊祭」とは先々代院長が55年前に始めてから毎年11月に行っています。そもそものきっかけは、先々代が昔読んだ、日露戦争で活躍した海軍司令官が新聞に書いた随筆です。「長い間働いてくれた歯が、抜いた後汚物缶に捨てられるのを見て寂寥感に襲われた」という一文を読み、自分の誕生日に抜いた歯を鎮魂の思いを込めて葬ることにしたそうです。

ここのOBの歯医者さんも自分の歯科医院で抜いた歯を持って来て、それらをお寺さんに弔ってもらい魂を抜く「慰霊祭」をしています